フルートの指の置き方:手の形と指の位置
2026年10月19日 公開 · Flute Fingering Chart
よいフルートの指の位置は、キーを1つ押す前に始まっています。フルートの持ち方が悪いと、指がキーに届かず、手首も痛くなってきます。ここでは構え方と、各指の置き方を説明します。
ステップ1:フルートを持つ
フルートを体の右側に横に構え、リッププレートを下唇に当て、キーが上を向くようにします。3つの接点で安定します:下唇、左手の人差し指、そして体の下にある右手の親指です。握りしめないでください。フルートは固定されているのではなく、バランスが取れている感じが理想です。
ステップ2:左手
左手は口にいちばん近く、フルートを下から包みます。
- 親指:下側の長いBキー。B♭レバーにも届くように、少し角度をつけます。
- 人差し指:1つ目のキー。
- 中指:2つ目のキー。
- 薬指:3つ目のキー。
- 小指:ソ♯キーの上で丸くして待機し、ソ♯に備えます。
ステップ3:右手
右手は口から遠く、指が自然にキーの上に丸くかぶさるように向きを整えます。
- 親指:フルートの管体の下で支えます。キーは押しません。
- 人差し指・中指・薬指:3つのキーに、左手と同じように置きます。
- 小指:レ♯キーに置き、低い音ではド♯やドのキーに移ります。
ステップ4:指の腹を使う
指先ではなく、各指の肉厚の腹で押します。穴あきフルートでは、指の腹でキーの小さな穴を完全にふさがないと音が出ません。カバードキイのほうが許容範囲が広く、初心者用フルートの多くがこのタイプなのはそのためです。
運指表の読み方
運指図では、塗りつぶしのキーは押す、白抜きのキーは開けておくという意味です。インタラクティブ運指表では、各キーがどの指のものかが示されているので、すぐに読めます。最初に覚える3音はシ、ラ、ソで、左手の指を1本ずつ足していきます。
よくある間違い
- 指が飛び跳ねる。指はほんの少しだけ上げましょう。大きな動きは遅く、音も出てしまいます。
- 手首が固い。手首はまっすぐに、でも力を抜いて。急に曲げないようにします。
- フルートを握りしめる。手の力みは肩や息にまで伝わります。
- 猫背になる。立っても座っても、背筋を伸ばして肩の力を抜きましょう。
音を出す前に、鏡で1本ずつ確認しながら、無音で指を置く練習をしましょう。そのあと初心者向け運指表ガイドで、最初の6音を順に覚えていきましょう。